■点字民報 2026年2月号 通巻716号
・目次と主な記事をお知らせします。
●目次
- 衆議院議員選挙について 全視協代表理事 山城完治
- 私の困った、私の要求㉔ 駅のエスカレーターが逆走していた 片山 由美子(福岡県)
- あはき師の施術に医師の同意書が出る仕組みができています 病マ連理事 東郷 進
- お知らせ 全視協第19回オンライン交流会「栄養と健康」
- 地域からのお便り 過ぎゆく季節の中で 葛貫 重治(埼玉県)
- 投稿 薬袋に点字が表記されていました 菅野 良子(京都府)
- てんみんができるまで
- 連載 点字200年に思う⑨ 点字と私 柿本 一志(奈良県)
- 全視協 事務局コーナー
- 1 全国委員会の議案
- 2 手をつなごう要請行動
- 3 鉄道事故ゼロの日宣伝ビラ
- 4 その他の活動記録
- 5 頒布会
- 全国と地域の主な予定
(目次、終わり)
主な記事
私の困った、私の要求㉔ 駅のエスカレーターが逆走していた
片山 由美子(福岡県)
福岡市営地下鉄の東比恵(ひがしひえ)改札を入りホームに下りるエスカレーターに乗ったら、後ろ向きに弾き飛ばされるようなかたちで、尻もちをついてしまいました。何が起こったか分かりませんでしたが、下の方から「大丈夫ですか」の声とともにエスカレーターを駆け上がって来る人がいて、「大丈夫ですか、立てますか」と訊かれましたが、痛くて立ち上がることができません。「どうして私転んだんでしょう」と尋ねると、「上りエスカレーターが点検中なので、下りエスカレーターが上りに変更していました」と言われました。お尻がめっちゃ痛かったんですが、どうにか立ち上がり歩くことができたので、その方に案内されてエレベーターでホームへ降り、地下鉄に乗りました。
思い返すと、改札を入るときに、日頃は声掛けしない駅員が、「こんにちは」と声を掛けてきたので、「ほー、珍しいな」と思いながら、慣れた駅だし、人がいなかったので早足で歩き、そのままの勢いでエスカレーターに乗り込んでしまったのです。あの駅員なんで一言エスカレーターの点検を行なっていると教えてくれなかったんだろうと思うとだんだん腹が立ってきました。打ちどころが悪かったら……、スカートを履いていたら……と。このままにしていてはだめだ。家に帰ってからでは遅すぎる。5時を過ぎて関係者が帰ってしまうとまずいと思い直し、途中下車して交通局に電話をかけました。
私たちはこれまで何度も福岡市交通局に、駅内で工事を行う時はその旨を案内するようにと要望してきたのに、結局私のような犠牲者が出ないと分からないのだなと思い残念です。翌日病院へ行き、事故扱いで治療を受けてきました。後日交通局の人が自宅へお詫びに来ることになってます。
歩けるので骨折していないと思いましたが、骨粗しょう症の薬を飲んでいるので念のために大腿骨と腰と首のレントゲンを撮ってもらいましたが、骨折はなく打撲の診断書を書いてもらいました。
交通局がどんな話をするのか。私一人の問題ではないので、今後どのような対策をとるのか。駅員の研修会を行なってもらい、視覚障害者のことを知ってもらえるように働きかけたいと思っています。
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